研究ノート
焙煎室の観察、ケーススタディ、季節ごとのまとめ。結論ではなく、研究の過程を記録する。
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爆点がなくてもウィンドウは見つかる
No Crack Roast と Cup-Driven Maturity のケース。Day 4 のカップ挙動が、爆点、色、外観に依存せず熟成を確認することを記録する。
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白桃が消えたとき
収穫年の感受性を示すケース。確認済みのカップ参照ウィンドウを下回ると、白桃のアイデンティティが消えることを記録する。
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負値 RoR には二種類ある
下降または負値の Rate of Rise は、しばしば回避すべき焙煎上の問題として扱われる。SUNNY M Lab のシステムでは、それが意図された結果であることもある。問題は RoR が負であるかどうかではない。なぜ負なのか、だ。
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活きたカップではないもの
活きたカップは、複雑度・強度・長い余韻として誤解されることがある。このノートは、真の構造的状態転換と表面的な変化の境界を明確にする。
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カラメル化の分岐が重要な理由
ホットのときにある種の甘さを表現し、冷却後に別の種類の甘さを保持するカップがある。CDV は、これが偶然ではなく、焙煎中のカラメル化エネルギーの分配の結果として起きることを提示する。
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1ハゼが常に仕上がりの境界ではない理由
1ハゼは焙煎において最も有用な参照イベントの一つだが、カップの仕上がりとは必ずしも一致しない。焙煎経路によっては、従来の1ハゼ確認より前に意味のある仕上がりを示すものがある。また、1ハゼを過ぎてもなおカップに構造的な仕上がりが欠けているものもある。