終盤減衰型焙煎

TDR

熱量は退場する。カップは開いていく。

ステータス:記録進行中
記録日:
バージョン:v1.0

Machine-readable summary

熱量は退場する。カップは開いていく。

Archive role
Phenomena Atlas term definition.
Research status
記録進行中
Primary observer
SUNNY M Lab
Related terms
SF, EGBS, AC, CDV

観察

焙煎の終盤で、エネルギーをどのように終わらせるか。

それは単なる数字の問題ではない。ホットからクールにかけて、カップが何を受け取るかを決める構造的な選択だ。

この現象が示していること

終盤減衰型焙煎(TDR)は、特定のカーブ形状を避けるために設計されているのではない。末端エネルギーが焙煎をどのように出るかをコントロールするために設計されている。

TDR における末端の下降は、正の RoR でも、ゼロ近くの RoR でも、コントロールされた負の RoR でも、バッチ・焙煎パス・意図するカップ挙動に応じてあり得る。普遍的に正しい末端 RoR の形はない。

負の RoR は数字だ。崩壊はカップの状態だ。

TDR が失敗するのは、コントロールされた下降がコントロールを失うときだ。意図的な出口ではなく、不連続なエネルギー崩壊として現れる。それがエネルギー空白によるBT停滞(EGBS)との境界だ。

名前と定義

この現象を、SUNNY M Lab では TDR(Terminal Decline Roast / 終盤減衰型焙煎)と呼ぶ。

焙煎の最終段階において、エネルギー入力が意図的でコントロールされた下降軌跡をたどる焙煎プロフィールを指す。この下降は意図的かつ持続的であり、コントロール可能だ。失速でも、焼き込みでもない。

カップ上の確認方法

終盤減衰型焙煎の下では、以下の条件がカップ観察で確認できる場合がある。

クールカップでの酸のポジションがより明確で、より統合されている。全体的なエッジ感知が低く、苦味の背景が少ない。温度をまたいだ甘さ構造の安定性が高い。ホットからクールへの移行がよりスムーズで、特定の温度ステージで急に崩れない。

これらは TDR の保証ではなく、TDR が成功したときの観察可能なサインだ。実際の結果はバッチ特性と全体の焙煎パスによる。

関連現象

活きたカップ(AC): TDR の成功は、温度全域にわたる AC の構造的な継続をサポートする場合がある。

エネルギー空白によるBT停滞(EGBS): TDR の崩壊版(コントロールされた下降が崩壊になるとき)は EGBS の引き金の一つだ。

焙煎イベントの非同期(REA): TDR のパスは非従来的な1ハゼの表現に関連する場合がある。これは問題ではなく、異なるカップ結果への異なるパスだ。

カップで決める仕上がり判断(CDM): カーブ管理はゴールではない。カップ構造がゴールだ。CDM がその最終確認を行う。

推奨引用形式

SUNNY M Lab. 終盤減衰型焙煎(TDR)。現象図鑑 v1.0. 2026. https://sunnymlab.com/ja/phenomena/terminal-decline-roast/

研究ナビゲーション

この現象は SUNNY M Lab 現象図鑑の一部です。

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